はじめに
自然現象は変わることのない原理に従っていると思います。ここでは光速が常に同じ速度として観測される現象を取り上げて理屈の通る説明の大切さと楽しさを知ってもらいたいと思います。
(ここに出てくる説明は私が考え納得したものです。理屈が不十分或いはわかりにくい等があればご連絡をお願いします。)
ここでは光速不変という現象を検討します。そのために今まで気づく事のなかった光の性質を着実に見つけていきます。光などの素粒子が複素数の波を持っていること、この複素数の波が重力や電子間の力、質量などを生み出していること、移動する素粒子の時間の進み方が遅くなることなどを説明できます。
光の速度が変わらないのはなぜだろう
自然現象なのに理屈に合わない? 光の速度からはこんな疑問が出てきます。
例えば、ロケットAとBがあって、Bに乗っている人がロケットAの速度を測るとします。
このとき、Bが速度を上げるとその分だけAの速度(測定値)は遅くなります。
しかし、ロケットAが光速になるとロケットBが速度を上げても同じ測定値(光速)になるというのです。
このようなことを光速不変と言います。
理屈に合わないようですが、常識にとらわれなければ理屈にあった説明ができます。
不思議とも思える光速の性質は時間や空間だけでなく宇宙の本質に関わる事にも関係しています。
話題とその内容
第1話 光の行き先: 光は行き先を決めてから移動を始めることがわかります
第2話 光はなぜ進む: 光は最も移動しやすい場所へ移動します。
移動のしやすさを決めるのは素粒子の持つ情報です。
第2話詳細 光を動かす波の関数: 光の動きを情報の波の関数として求めます。
第3話 素粒子と光速: 素粒子の動きは光速移動と一時停止の組み合わせです。
第3話補足 ローレンツ変換と光速: ローレンツ変換は時間に問題があるが光速不変は保持しています。
第4話 時間と距離: 距離と時間の基本となる式を示します。
第5話 速度と時間遅れ: 素粒子が動くとその時間は止まります。
第5話注記 第5話の説明に細かな考察を加えたものです。
第6話 長さは不変: 動く物の時間はゆっくり進みますが長さは変わりません
第7話 複素数の波: 複素数の波を少し詳しく調べてみましょう
第7話追記 素粒子を動かす波の詳細 : 複素数の波と素粒子の関係を調べたものです。
修正記録
2024-11-30: 第5話を修正
2024-11-07: 第7話を修正
2024-10-31: 第5話を修正
2024-10-2: 第3話と第3話補足を修正
2024-9-11: 第7話追記を修正
2024-9-8: 第6話を修正
2024-9-2: 第6話を修正
2024-8-27: 第4話を修正
2024-8-24: 第2話を修正
2024-8-14: 第5話注記を修正
2024-8-8: 第5話を修正
2024-5-26: 第5話注記を修正
2024-5-13~17: 第5話を修正
2024-05-10: 第5話注記を修正
2024-02-28: 第5話を修正
2024-02-19: 第5話を修正
2024-01-27: 第5話を修正
2024-01-22: 第一話を修正
2024-01-18: 第4話を修正
2024-01-05: 第2話と第3話を修正
2024-01-03: 第2話詳細を修正
2023-12-08: 第1話を修正、詳細は第1話の修正記録を参照